輸送するのが難しい精密機器の運搬方法

安全に精密機器を輸送するために

精密機器を壊さず運ぶ

運送会社の選び方

何も対策をしないで精密機器を輸送すると、運んでいる最中に衝撃が加えられて傷ついたり、壊れたりする恐れがあります。
ですから、エアサスペンションを使う運送会社に任せてください。
エアサスペンションとは、車が走行している時に揺れることを防止する、バネの役割を持ったアイテムです。
特に道路にでこぼこがあって、その上を車が走ると大きな衝撃が発生してしまいます。

トラブルを起こさないために重要な存在なので、エアサスペンションがあることを条件に運送会社を決めましょう。
中には、精密機器の輸送を専門に扱っている運送会社がいます。
そこならエアサスペンションを用意しているでしょうし、ドライバーも経験が豊富なので、安全性が高いです。

リーフ式サスペンション

運送会社では、リーフ式サスペンションを使っているところが多く見られます。
リーフ式サスペンションは、板状のバネを何枚も重ねて、衝撃を抑えるような仕組みとなっています。
一方で空気が入ったシリンダーを活用したサスペンションを、エアサスペンションと呼ぶと覚えておきましょう。

耐久性が高く、さらにメンテナンスの費用を抑えられるというのが、リーフ式サスペンションのメリットです。
しかし衝撃を吸収する能力はエアサスペンションに比べると劣ってしまうので、やはりデリケートな精密機器を輸送するなら、エアサスペンションの方が良いでしょう。
運送会社の情報を調べて、リーフ式サスペンションしか扱っていなかったら避けてください。